フリーウェイトのメリット・デメリット
2021/03/15
広島・住吉町にてパーソナルトレーニングや完全個室のプライベートジム(時間貸し)を行っているFOCUS GYMです!
今回はフリーウェイトトレーニングのメリット・デメリットについて触れてみたいと思います。
フリーウェイトトレーニングとは主にバーベル・ダンベルを使ったトレーニングのことを指します。
フリーウェイトトレーニングのメリット
〇同時に複数の筋肉に刺激が入る
〇技術の介入要素が多い
〇達成感がある
フリーウェイトトレーニングはマシンと違って重りの負荷がアシストされず直接筋肉に刺激が入ります。
ベンチプレスでは主に胸を鍛える種目ですが、補助的に肩と三頭筋(二の腕)、姿勢を保持するのに足や腹や背中も少しですが気張るので全身を鍛えられます。
マシンでは決まった軌道でしか動かせません。人によってはその軌道が合わず、微妙に鍛えたい部位に負荷が乗らず、別の場所ばかり疲れる事があります。
この問題は骨格の問題があるのでどうしても仕方のない問題です。特にフィットネスマシンメーカーは海外製のものが多く日本人の体格向けに製作してないので起こり得ます。
フリーウェイトトレーニングでは自分の好きなようにダンベルやバーベルを動かすことができるので、自分のあったフォームでトレーニングすることができます。
また他のトレーニングとは違いダンベルやバーベルを自分の力のみで動かすので自分の力量を確認するのにも適した種目です。
パワーリフティングもフリーウェイトの種目になるので競技的な面白さもあります。
フリーウェイトトレーニングのデメリット
〇初心者にはハードルが高い
〇準備が大変
〇重力にあった負荷しか与えられない
メリットでも触れたものが逆にデメリットになっているのが初心者にはハードルが高い点です。
主に鍛えたい筋肉以外にも負荷がかかります。ベンチプレスだと胸を鍛えたいのに腕や肩などが先に疲労して胸を追い込む前に疲労しきってしまいます。
こうなってしまうと、胸の筋肉を効率的に鍛えることができません。
準備が大変なのは主にバーベルです。バーベルの両端にプレートを付けたり外したりしなければなりません。
付け外しだけでも体力と時間を消費します。
ダンベルではスタートポジションにもっていくのがきつい種目もあったりします。
パワーラックによってはのセーフティバーやバーベルをひっかけるツメの調整する必要があります。
フリーウェイトトレーニングでは負荷は下方向にしかありません。
ケーブルやマシンのトレーニングでは横方向や上方向、斜めの方向にも負荷が入ります。
胸の種目であるベンチプレスとチェストプレスでは、ベンチプレスの仰向けの姿勢は下方向、チェストプレスの座った姿勢は横方向の負荷がかかっています。
普段仰向けの状態で押す動作をしないので、ベンチプレスをしたことない方はチェストプレスの方が胸を鍛えられると思います。
背中を鍛える時も下方向の負荷に合わせるために、前傾姿勢になってバーベルやダンベルを引く必要がありますが、マシンでは座った状態で引く動作ができます。
腰の筋肉があまりない方は、背中より先に腰を披露させてしまい、背中を効率よく鍛えることができません。
他にもアームカールでは上まで上げきると、負荷がほとんど乗っていませんが、ケーブルを使い負荷を斜め方向にすると、あげ切った状態でも引っ張られるので負荷を掛け続けれます。
以上がフリーウェイトトレーニングのメリット・デメリットです。
フリーウェイトトレーニングは敷居は高くデメリットもありますが、しっかり知識をつければとてもいいトレーニングです。
マシントレーニングにはない、達成感を味わえるのも魅力の一つです。